終電間際
みなが一斉に
駆け抜ける中
大粒の涙を流しながら
一人の男性が
寝転がっていた
綺麗なスーツ着て
酔っ払って泣いてるというよりは
きっと
何かがあったんだろうなという
感じ
彼のiPhoneが
その辺に
転がってた
ふと
立ち止まり
なんとなく
iPhoneを拾い
彼の寝転がるそばに
置いた
彼は
私を見て
妙に
真剣に
ありがとう
と
言った
みんな
いろいろあるよね
それでも
こうやって
誰かが
いつも
立ち止って
連鎖する
支え合い
世の中は
うまく
できているんだ
そんな気がする
にほんブログ村
にほんブログ村
0 件のコメント:
コメントを投稿