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両親が不仲になり始めたころから(私が小学校3年生くらいのときかな)私達はふたりで力を合わせて大人たちの空気を読むことを覚え、私達だけにしか分からない あ・うん の呼吸を身につけました。
両親が離婚してからはさらに磨かれた あ・うん の呼吸(笑)
なぜなら母ひとり、子ふたり。母のご機嫌取りは神よりも大事だったわけで・・・(一家の大黒柱は急に母ひとりとなり、彼女にのしかかる負担はものすごいものだったはず)
最近は時間が許せばお互いご飯を作ったり、作ってもらったり
疲れてるときや、へこんでるときは、何気なく察して部屋までお茶・コーヒーのおすそわけが何故か日常になりつつある今日この頃。
そこには別に気の利いた言葉があるわけでもなく
「はい、お茶」
とか
「飯できたよー」
とか
一風大雑把で適当な雰囲気だけど
長年ともにくらす唯一の相棒ということで、何気ない気遣いが
あ・うん の呼吸で行われているのを見ると私はじーんと感じるときがある。
母最強。
この年になっても、私も弟もあーだこーだ言われお互いへこんだり
フォローしたり、指摘してみたり、秘密会議を開いたりするわけで。
早く十分に独り立ちして、違った意味での あ・うん の呼吸で
二人で母をサポートできるようになりたいとつくづく思う。
親は子に自分を越えてほしいと願う とよく一般的に言われているけれども
ドー考えてもこの最強母親を越えることは難しいように思うのはこの私だけだろうか・・・
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