2008-12-28

日本の教育にモノ申す


「勉強って何のためにするんだろう。」

そんなこと、考えたことありませんか?

思い返せば、漠然と点数や周りの期待・評価のために勉強してきた。
でもそれは勉強ではなくほとんど暗記だった気がします。

誰に言われなくとも、していた勉強。
でも、どこかでさせられてる感がとれなかった。
みんながしているから、しなければならない。
そんな強迫観念がいつもあった。

遅ばせながら、21歳、フィンランドに行って初めて勉強の意味を知ったdoruko。

そこでは、皆、自分のために勉強していた。
周りの評価のためではなく。
自分のため。
卒業時期は人それぞれ。基本的に自己管理に基づく勉強法。

「しなきゃいけない」ではなく「する」
「したくない」のであれば「しなければいい」

大学のキャンパスには実に様々な年齢の人がうじゃうじゃいて、
何故か私の友達は20代後半、もしくは30代、40代の人もいたりした。

それぞれがそれぞれの生き方に基づいて勉強しているようにも見えた。

自己管理ほど、きついものはない。
そんな見方もできる。
日本みたいにみんな一緒に入学、卒業とか、こうじゃなきゃいけないとか、ああじゃなきゃいけない、とか
そういう価値基準もなく、
そこにあるのは自分の価値観。
競争もない。

フィンランドの教育法に度肝を抜かれた。

「考えさせる教育」「本当の意味で自主性を重んじる教育」

日本の教育に決定的に欠けているものなんじゃないかと思った。

Lateがこんなことを言っていた。
「図書館にいれば、一生勉強できる。」

こんなセリフ、果たして日本の学生達の口から出ることはあるんだろうか。

結果ばかりが先走り、過程がなおざりにされている。
だから結果を得た時に、その次が見えなくなる。

もっとprocessを大切にした教育、必要なんじゃないかなぁ。


なんて、22歳の甘ちゃんdorukoは考える今日この頃。
p.s. 上のクリップ、最近はまっている坂本隆一のコラボ作品です。

にほんブログ村 海外生活ブログ 北欧情報へ
にほんブログ村 恋愛ブログ 国際恋愛へ