
ひっしにはしった
おいてきぼりになりたくなくて
ひっしにはしった
誰よりも先をいくんだと
ひっしにはしった
でも
呼吸が
みだれて
みだれて
苦しくて
苦しくて
思いきって
足をとめた
前にも
後ろにも
誰もいない
ああ
おいてきぼりだ
そんなこと
考えてたら
虫が耳に入ろうと
飛んできた
うっとおしくて
どおにかふりはらいたくて
頭を左右にふってみた
ふってる間に
ふと目にはいった
右
左
の
景
色
そこには
たくさんのひとがいた
なんで前と後ろだけ
見てたんだろう

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